ユーザー目線でビジネスをデザインする!開発がわかるデザイナーだからできる企画力

「モノからコトへ」という言葉がよく使われるようになり、世の中の価値観が大きく変わりつつあります。高スペックなモノを作れば売れるという時代は終わり、「どのような体験(コト)ができるか」が “価値”となりました。
このようにモノとコトの価値を組み合わせ、ビジネスを展開するための企画を生み出す手法「サービスデザイン」について紹介します。

たかきデザインオフィスが展開するサービスデザインとは?

たかきデザインオフィスは、組み込みシステムやWebシステムの見た目や使い勝手に関わるUI・UXデザインを、“たのしい・かんたん・きれい”にすることを目的に生まれた組織です。このスローガンの頭文字“た・か・き”が組織名称の語源になっています。
デザイナーは、売る人と使う人の気持ちに寄り添い、製品・サービスに関わる全ての人の満足と安心感をデザインというカタチにします。しかし、デザイナーがどれだけ頑張っても解決できない課題が残る場合があります。機能やサービスの企画・構想の段階で、UI・UXの調査や意識が十分ではなかった場合です。
そこで、デザイナーが新製品や新サービス、機能追加の企画段階からプロジェクトに参画し、安心感と満足のカタチをデザインする、それがたかきデザインオフィスのサービスデザインです。

 たかきデザインオフィスのサービスデザインのメニューは次の3つです。
  1.新しいサービスを企画する
  2.今あるサービスに付加価値を付け、改善する
  3.ユーザー体験を作り出す手法をセミナーとして展開する



経営コンサルティングと何が違うのかという疑問を持たれることがあります。最大の違いは「目線」にあります。経営のコンサルティングは、製品・サービスを提供する側の企業の目線を軸とし、その企業の経営を考えます。社長目線とも言えます。   
サービスデザインでは、現場でモノをつくり、売り、働いている人たちと、さらにその先の住民や消費者まで含めた目線が軸になります。私たちは、実際にユーザーにインタビューをしたり、人の行動を分析したりした結果から課題を定義して、解決策までをデザインします。

また、企業のファンを増やすこともデザインできます。どういうサービスや仕組みがよいかをユーザーと同じ目線で体験を考え、企画を生み出します。

サービスデザインをどうやって自社に定着させるか

製品やサービスの企画を考えるとき、企業内の関係者で検討することが一般的ですが、人間中心設計(HCD: Human Centered Design)という手法を活用している企業もあります。サービスのプロトタイプを作って体験してもらい、ブラッシュアップしていく方法です。
しかし、人間中心設計(HCD)を学び、利用者目線を自社のサービスにもっと反映させていきたいと考えても、社内にデザイナーがいない、HCDの進め方が分からない、という企業では、どのように取り組めばよいのか試行錯誤するしかありませんでした。

そこでわたしたちは、ワークショップを通して、販売、エンジニアなど製品に関わる多くの方と一緒にモノを作り、それをユーザーに体験してもらうという取り組みを積極的にすすめています。

ワークショップはこんな感じで開催しています。
・明日からできる人間中心デザイン
・お客様の嬉しい体験を考えるUX連続セミナー
・既存プロダクトの新価値発見ワークショップ
・ファシリテーション入門ワークショップ

※【参考】人間中心設計(HCD)専門家
  https://www.hcdnet.org/certified/about/

どのように参画するのか

たかきデザインオフィスがサービスデザインを担当する場合、基本的には開発工程の上流や「超上流」といわれる工程からデザイナーが参加します。設計に紐づくビジョンを考えて企画し、システムデザインからマニュアルの作成、評価という最後のアウトプットまで監修します。
設計や開発については、何を開発するかによって、富士ソフトの他の部署が担当したり、他の会社に依頼することもあります。

世の中には、企画に注力し、開発とデザインを分けて考えるデザイナーもいますが、たとえ企画が良くても、それだけでは開発の成果につながりません。サービスデザインやUXデザインの専門家でありながら、モノづくりが分かる、開発が分かるデザイナーが参画することで、課題発見からモノづくりの現場まで寄り添い、力を合わせて開発することができます。

お客様の声

サービスデザインに取り組んだ、物流倉庫での業務の事例をご紹介します。物流における働き方改革の一環として、現場を知るためにインタビューに行き、担当者がどのような考え方を持っているのかを調査しました。
そして、組織改革の方向性などを可視化できました。「これまで、物流業界においてこのような取り組みをした例がなく、これからどんどん展開してほしい」との声をいただきました。実際にシステム開発につながったこともあり、現場を知ることの大切さや、サービスデザインの有効性を確認できた事例です。

たかきデザインオフィスでは、サービスデザインの考え方をはじめ、デザインと技術の力でお客様の課題を解決し、お客様とともに未来を考えていきます。

たかきデザインオフィスのご紹介

"たかきデザインオフィス"はビジネスとIoTをデザインでつなぎ
「たのしい・かんたん・きれい」を創造し発信します。



佐藤 摩耶佐藤 摩耶(Maya Sato)

たかきデザインオフィス サービスデザイングループ
課長 / シニアマスター

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