Amazon EVSとは
Amazon EVSは、AWS上でVMware環境を『そのまま』稼働させるサービスです。 お客様のAWSアカウント(VPC)でEC2ベアメタルインスタンスを専有し、VMware Cloud Foundation (VCF) を構築。オンプレと同じ管理権限・運用を維持し、AWSの豊富なサービス群(AI, DB, ストレージ)と低遅延でシームレス連携。ハードウェア管理の負荷から解放され、運用管理を劇的にシンプルにします。
日本国内初
マネージドサービス
プロバイダー
富士ソフトは、VMwareパートナーとして長年の実績を誇り、オンプレミス時代からお客様のVMware基盤構築・移行を幅広くサポートしてきました。その豊富な経験とハイブリッドクラウドソリューションの導入貢献が評価され、「VMwareパートナーオブザイヤー」を受賞。さらに、高度な技術力を証明する「プリンシパル」資格も取得しています。VMC on AWSにおける豊富な販売実績と、長年培ってきた高い技術力。これら確かな実績こそが、お客様のAWS移行を成功に導き、富士ソフトが選ばれ続ける理由です。
VMwareパートナーとしての長年の実績
VMwareからのアワード受賞
VMwareに関する知見・資格
VMC on AWSの販売実績
保守切れや莫大なリプレイス費用、煩雑な更新作業に、いつまで耐えますか? EVSがその重荷を肩代わりし、運用をシンプルに保ちます。
既存のVMware環境や長年培った運用ノウハウは一切変えず、レガシーアプリもAWSへ移行。ネイティブサービスと連携し、新たな価値を創造します。
経営層から求められるコスト削減とDX推進。EVSならハードウェア管理から解放され、IT運用を劇的に効率化。限られたリソースを未来への投資に集中できます。
特徴
01
慣れ親しんだVMware運用はそのまま、クラウドへ。 EVSは、vCenterやESXiホストへのフルアクセス(root権限)をお客様に提供。これにより、オンプレミスで使っていた監視・バックアップ・セキュリティツールも、クラウドでそのまま利用可能です。パッチ適用やバージョン管理も、すべて自社で完全にコントロール。『クラウドだから仕方ない』という妥協は、もう必要ありません。貴社のVMware運用は、EVSでさらなる自由を手に入れます。
02
Amazon EVSとVMwareが低遅延で連携。 EVSは、お客様自身のAWSアカウント(VPC)内で稼働します。EVS上のVMware環境が、Amazon RDS、S3、Bedrockなど200以上のAWSネイティブサービスと、プライベートネットワークで低遅延・セキュアに直結。「負荷の高いDBだけRDSに」「VM上のアプリにAI機能を連携」など、段階的なモダナイズが可能です。EVSは、既存システムを『塩漬け』にせず、未来へ進化させる架け橋となります。
03
既存のVMware投資を無駄にせず、クラウドへ。 貴社が投資したVMwareライセンスは無駄になりません。EVSは、既存のVMware Cloud Foundation (VCF) をそのまま持ち込める(BYOS)モデルに対応。さらに、vMotion、HCX(L2延伸)、vSphere Clientの操作感など、貴社のIT部門が長年培ってきたVMwareの技術・スキル・経験が、そのままクラウド上で最大の資産となります。新たな学習コストや運用リスクを最小限に抑え、迅速なクラウド移行を実現します。
04
基幹システムを支える、AWSが誇る圧倒的な信頼性。 VMwareがマルチクラウド化する今、問われるのは「どの基盤で動かすか」です。EVSを選ぶことは、『世界で最も採用されているAWSインフラを選ぶ』こと。AWSが誇る高度なセキュリティと、AZ(アベイラビリティゾーン)による圧倒的な災害対策が、貴社のVMwareワークロードを強固に支えます。重要な基幹システムだからこそ、機能だけでなく、基盤自体の『信頼性』と『安全性』で選ぶなら、Amazon EVSが最適解です。
VMwareライセンスの更新や、ハードウェアのリプレイスが迫る今、次の一手は?
現状維持、VMC、新登場のEVS。それぞれの特徴を比較し、貴社の運用と将来の戦略に最適な解を見極めましょう。
| 比較項目 | オンプレミス | VMware Cloud on AWS | Amazon EVS (New) |
|---|---|---|---|
| 実行場所 | 自社データセンター内 | VMwareが保持するAWSアカウント (AWSグローバルインフラ)上でVMwareの環境を提供 |
AWSグローバルインフラ上 |
| 管理モデル | 自社(またはパートナー)が全て管理 | VMware/Broadcomによるフルマネージドサービス | 自社(またはパートナー)によるセルフマネージド |
| 管理者権限 (vCenter/ESXi) |
フルアクセス (Root可) | 制限あり(VMwareがRootを保持) | フルアクセス (Root可) |
| AWSアカウント | (該当なし) | VMwareが管理するAWSアカウント内で実行 | お客様自身のAWSアカウント(VPC)内で実行 |
| VMwareライセンス | 既存のライセンスを利用(VCFへの更新が必要な場合あり) | サービス利用料にバンドル(ライセンス込み) | BYOS(サブスク持ち込み)が必須(VCFライセンスが必要) |
| AWSネイティブ連携 | Direct Connect / VPN 経由(ネットワーク遅延あり) | ENI / Cross-VPCピアリング経由(低遅延) | VPC内で直接連携(最も低遅延・シームレス) |
| 基盤管理 (HW・電源・空調) |
自社で調達・保守・運用 | VMware/AWSが管理 | AWSが管理 |
| パッチ適用 (VCF/vSphere) |
自社で計画・実行 | VMwareが実施(スケジュールはある程度指定可) | 自社で計画・実行 |
| サードパーティツール | 自由にインストール可能 | 制限あり(エージェント等、許可されたもののみ) | 自由にインストール可能 |
A
Amazon EVSはVMware Cloud Foundation (VCF) に完全準拠しているため、最小で4台のホストから構成可能です。現時点で利用可能なホストタイプはi4i(今後拡大予定)で、1台あたり128論理コア、1024GiBメモリ、30TB SSDを搭載。おおよそ250VM以上の規模から導入をご検討いただけます。
※2025年12月時点での情報のため、最新情報はお問合せください。
A
VMware Cloud Foundation (VCF) のBYOS(Bring Your Own Subscription - サブスクリプション持ち込み)を対応しています。お客様が既にお持ちのVCFサブスクリプションを利用可能です。
A
Microsoftライセンスに関しては、取得時期によって対応が異なります。
■2019年9月30日以前に取得したライセンス:
持ち込み可能です。
■2019年10月1日以降に取得したライセンス:
SQL ServerなどはSA(Software Assurance)があれば持ち込み可能ですが、Windows Server OSに関しては現時点では持ち込みも、ライセンス込みの提供もできません(現在、ライセンス込みの提供を準備中です)。
詳細については、必ずMicrosoftライセンスサイトをご確認ください。
※MicrosoftSPRAに規約されます。