takaki workshop report day2
  • Day 2 : アイデア発想とUXコンセプトおよびシナリオ化

10:00前日の成果確認
10:10ニーズ分析表作り
10:40座学④:アイデア発想とUXコンセプトツリー
11:00WS④:アイデア発想
12:00休憩(グループ単位で昼食)
13:00【修士研究のため実験説明】
13:10WS⑤:アイデア共有とアイデアの選出
14:00【実験:アイデア評価】
14:30WS⑥:UXコンセプトツリーの検討
15:00休憩
15:15座学:UXDコンセプトシートとアクティビティシナリオプロット
15:45WS⑦:UXDコンセプトシートの作成
16:30発表
17:00終了・片付け
17:30懇談会

REPORT

ニーズ分析表作り

  • 2日目最初のワークショップはニーズ分析表の作成です。
    時間の関係上、ジャーニーマップについては先生の紹介のみとなりましたが、商品開発に向けて、着眼する価値に関連して現状どのような行為がなされているのか、その行為についてユーザのニーズはどんなものかを検討しました。
    出来上がったニーズ分析をもって、次工程の商品コンセプトのアイデア発想に進みます。
  • ワークショップの様子3

WS④:アイデア発想

  • ワークショップの様子3
  • 商品を開発するためのアイデア発想は、今までの調査結果を結び付けて行います。実際の現場では、ここではじめてビジネス環境分析結果が反映されます。
    商品開発の3要素はベネフィット、シチュエーション、ターゲット!これはユーザーモデリングの三階層と次のように位置づけが可能です。
    ベネフィット:価値層 シチュエーション:行為層 ターゲット:属性層
    ペルソナの価値観を参考に、ペルソナに評価されそうな価値を探索しながらアイデアシートにアイデアを記載しました。

WS⑤:アイデア共有とアイデアの選出

  • 評価シートを使って各アイデアをグループ内で評価しました。
    評価基準は「自分だったら使いたい/ペルソナだったら使いたい/すぐにでも実現可能な」アイデアを3色に割り当て投票します。各アイデアの評価の際、他のアイデアと組み合わせたりすることで、より一層よいアイデアがうまれると判断した場合は、アイデアシートを追加し新たな評価対象とします。
    「ペルソナにとってもっとも良い体験価値を提供したい」という意識のもとに出たアイデアは共有し組み合わせたり、あえて離したりすることで、1人では思いも付かないアイデア創出が可能になります。
  • ワークショップの様子3

WS⑦:UXDコンセプトシートの作成

  • ワークショップの様子3
  • いよいよ最終工程です!UXDコンセプトシートの作成では、WS⑤:で選ばれたアイデア3案に対し体験コンセプトを記載し、サービスの本質的ニーズや、実現性や要因など共通の体験価値を導出します。
    このワークショップで一番難しかったのは、日本語の使い方・言い回しでした。体験コンセプトを立てる際、抽象的な言葉や、さまざまに捉えられる言葉はNGとなります。誰が見ても一意に捉えられる言葉の使用がとても大事になります。

発表

  • 2日間のワークショップの成果発表です。6チームそれぞれの価値マップ、ペルソナを紹介し、それらより導かれた体験コンセプト(UXコンセプトツリー)を発表しました。
    SEPIA法での分類が同じであったペルソナも調査分析を通して、別の価値を評価していることが分かり、それぞれ全く違う体験コンセプトが出来上がったことはとても興味深いことでした。
  • ワークショップの様子3
WorkShop Day1 WorkShop Day2
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たかきデザインオフィスでは、製品やサービスが与える価値、体験に関するセミナーやワークショップを開催しています。企業はもちろん、企業と学校を繋ぐ産学連携による新しい価値の可視化や様々な取り組み、共創を通じたサービスを提供します。

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