あの漫才コンビがサブスクリプションを説明したら

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あの漫才コンビがサブスクリプションを説明したら

駒場「ウチのおかんがね、新しいサービスを始めるって言ってたんやけど、そのサービスの名前が思い出せんねん。」

内海「自分で始めるサービスを忘れるってどうなっとんねん。ほな、俺が一緒に考えてやるから、どんな特徴言ってたか教えてよ~。」

駒場「たしかな、簡単に言うと雑誌の年間購読みたいなもんやって言ってたな。」

内海「そんなもんサブスクリプションに決まってるがなぁ~!もともとサブスクリプションっていうのは“年間購読”っちゅー意味で、そこから“一定期間の使用許可”っていう意味になったんや。モノを買うんやなくて、モノの利用権を買って、一定期間使う権利を得るっちゅーサービスやがな!いいところに目をつけるやないのおかん~!」

駒場「でもな、わからんねん。」

内海「なにがわからんねん。」

駒場「俺もサブスクリプションやと思っててんけど、おかんが言うにはやり方によっては廃課金者が出るゆーてんねん。」

内海「ほなサブスクリプションとちゃうなぁ~。サブスクリプションゆーのはな、定額制っちゅーのが魅力のひとつやねん。定額制やから、売り手からすれば売上の予測も立てやすいしな、素晴らしいもんやねん。それを課金って、それはサブスクリプションちゃうわ。課金をやっていいのはどこぞのソシャゲくらいのもんや。ちょっと、おかん他になんか言うてへんかった?」

駒場「おかんが言うにはな、期間中はいくらでも使えるから、これまで興味なかった人も捕まえやすいって言ってたな。」

内海「サブスクリプションやないかい!その特徴はサブスクリプションで間違いないやろ。サブスクリプションゆーのはな、定額制でいろいろ試せるから、『この値段ならやってみよ』ゆーてユーザが利用してくれやすいんよ。そういうからくりになっとんねん。その特徴はサブスクリプションで間違いないわ。」

駒場「いや、でもわからんねん。おかんが言うにはな、結婚式もこれでいけるとか言うねん。」

内海「ほなサブスクリプションちゃうなぁ~。サブスクリプションゆーのは、いっつも使うもんやからこそお得感があんねん。たしかにサブスクリプションはWEBサービス以外にも、ECとか車とかいろんな分野に広まってるけども、そんな一生に一度の晴れ舞台を任されてもサブスクリプション側も荷が重いわ。だいたい一定期間で何回式挙げるつもりやねん。招待客セグメント分けしてるんかっちゅー話や。ちょっと他になんか言うてなかった?」

駒場「ああ、なんでもな、ユーザの希望がすぐにわかるからサービス改善しやすいって言ってたわ。」

内海「そしたらやっぱりサブスクリプションやろぉ~。定額制でいろんな商品とかサービスを試せるサブスクリプションは、ユーザの動きが活発になりやすいんや。せやからちゃんとデータを取れば、ユーザの傾向がわかってサービス改善につなげやすいんや。それはもうサブスクリプションやろぉ~。」

駒場「でもなぁ、ユーザの弱みも握れるってあくどい顔してたんや、ウチのおかん。」

内海「そんなんサブスクリプションちゃうなぁ~。サブスクリプションはいろんなユーザの好みは把握できるけども、脅迫できるくらいの弱みまでは握られへんもんや。そもそもなんでおかんはそこであくどい顔したんや?なにするつもりなん?あくどい探偵稼業でも始めるつもりなん?ちょっと他にはなんかないの?」

駒場「そう言えば、アマプラとかネトフリとかスポティなんとかとか、なんか呪文唱えとったわ。」

内海「サブスクリプションや!それはもう間違いなくサブスクリプションや!全部サブスクの代表的なサービス名や。呪文やない!もうこれは決定やろ?おかんのサービスはサブスクの開始で決まりや!」

駒場「でもなぁ、わからんねん。」

内海「なにがわからんねん!もう決定やろこんなん!」

駒場「いや、おかんが言うにはな、サブスクリプションではないらしいねん。」

内海「ほなサブスクリプションではないがな!じゃあ、さっきのサービス名はなんやったんや?わけわからん!」

駒場「おとんが言うにはな、宅配レンタルやないかってゆーねん。」

内海「んなわけあるかい!もうええわ!」


……今回は、最近ご相談の増えているサブスクリプションを「あの漫才コンビ」風に解説した。今後も拡大するサブスクリプションビジネスに興味のある方、取り組みたい方はぜひ気軽にご相談頂きたい。

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この記事の執筆者

柴田 晃宏Akihiro Shibata

執行役員
ネットソリューション事業本部長

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