地域社会と富士ソフト

 

社会への貢献

富士ソフトは、ICTを用いて持続可能な社会づくりに貢献していきます。
また、「ものづくり」の楽しさを伝えることで、未来の技術者育成に力を入れています。

コミュニケーションパートナーロボット PALRO®(パルロ)

 「健康寿命の長期化」への関心が高まる中、 高齢者の皆様の介護予防(①口腔機能向上、②認知機能低下予防、③うつ予防、④運動器の機能向上、⑤閉じこもり予防、⑥栄養改善) に積極的に取り組む高齢者福祉施設が急増しています。 しかし、高齢者福祉施設では慢性的な人手不足の問題があり、その負担が重くのしかかっています。
 コミュニケーションパートナーロボット・パルロは高齢者の皆様への介護予防を効果的に行なうとともに、 施設スタッフの業務負荷軽減に役立っております。

全日本ロボット相撲大会®

 当社は、全日本ロボット相撲大会®、高校生ロボットアメリカンフットボール大会を毎年開催しています。 「全日本ロボット相撲大会®」は、「ロボット作りを通して『ものづくり』の楽しさを知ってもらう場を提供する」ことを目的に1990年より開催し、今回で24回目を迎える国内最大規模のロボット競技大会です。今や、「ものづくり」の精神は、日本だけでなく世界へと響き渡り、世界各国においても当大会の予選トーナメントを開催しています。
参加者が自作したロボット(サイズは幅20cm×奥行き20cm以内、体重は3kg以内。身長は自由)を力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出す競技です。
参加資格に制限のない「全日本の部」と地区大会の開催地域の高校生だけが参加できる「高校生の部」で構成され、それぞれ自動的に動くプログラムを内蔵した「自立型」と、ラジコン操縦で動かす「ラジコン型」の2種類のロボットがエントリーします。

 今年は、8月26日(日)に福島県須賀川市で開催された東北大会を皮切りに、全国9ヶ所で地区大会を開催し、全国大会進出をかけて1,300台の“ロボット力士”が全国各地で技術とアイデアを競う熱戦を繰り広げます。 地区大会を勝ち進んだ142台と海外トーナメントで上位入賞した18台の計160台が全国大会に進み、優勝者には文部科学大臣杯が授与されます。
  ・全国大会「全日本の部」: 12月16日(日) 両国国技館(東京都墨田区)
  ・全国大会「高校生の部」: 11月25日(日) ものつくり大学(埼玉県行田市)

大会の詳細については公式HP(http://www.fsi.co.jp/robot)にてご覧いただけます。

東日本大震災復興支援の取り組み

 東日本大震災で被災された地域の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。 富士ソフトでは、震災発生直後より復興支援プロジェクトチームを立ち上げ、復旧・復興に向けた支援活動に取り組んでいます。
 より地域に密着した形で復興支援を行うため、2012年4月1日付で社内組織として「社会貢献室」を設置しました。災害に強い安心・安全な街づくり、さらにはICTを活用した地球環境にやさしい様々な提案を行っていきます。  

デジタルサイネージによる東日本大震災犠牲者南三陸町追悼式のライブ配信
 2012年3月11日(日)、宮城県本吉郡 南三陸町において、デジタルサイネージを活用して、東日本大震災犠牲者追悼式のライブ配信を行いました。

被災自治体へのパソコンとソフトウェアの無償提供
 当社は、2012年7月~8月にかけて、岩手県大船渡市と岩手県大槌町の役場にパソコンとソフトウェアを無償提供しました。 被災自治体には、全国の自治体から応援職員が派遣されていますが、復興支援業務に使用するパソコンとソフトウェアが不足しています。
そこで当社は、応援職員の方々にOSと各種ソフトウェアがインストールしてあるパソコンを提供し、利用していただけるようにしました。

福島県会津若松市の特産物・農産物の即売会開催
 2012年8月3日、秋葉原オフィス近くの和泉公園広場にて開催された秋葉原東部納涼大会で、福島県会津若松市の特産物や農産物を販売しました。 ご当地名物の屋台や新鮮な野菜即売会に、販売開始とともに人だかりができました。