ゆとりとやりがい

 

ワーク・ライフ・バランス

富士ソフトグループのコアコンピタンスは「人」。
この考え方が様々な施策に反映され、「多様な働き方」が実現されています。
「人」こそが製品やサービスの付加価値を高め、お客様の満足度向上へつなげることで、 企業の持続性を実現しています。
当社では、「ゆとりとやりがい」をテーマに、仕事と生活の調和をめざして、従業員一人ひとりが元気に働ける職場環境の実現をめざしています。

<ゆとりとやりがい>
労働時間と有給休暇
  当社では、生産性を重視した効率の良い働き方をめざしています。仕事のオンオフを明確にし、ゆとりとやりがいを大切にするため、有休奨励日等を設けて有給休暇の連続取得を促進しています。

多様な働き方支援
 従業員の柔軟な働き方をバックアップする「コアタイムなし」のフレックスタイム制度を基本の勤務形態としています。また一部の職種については、より柔軟な働き方ができるように裁量労働制度を導入しています。その他在宅勤務制度、短縮勤務制度など、多様な働き方を支援しています。

●長期休暇制度
有給休暇以外に、自己啓発や社会貢献活動を目的とした連続休暇を取得できる制度です。 語学留学、ボランティア活動など従業員の価値観を応援しています。

●在宅勤務・サテライトオフィス勤務
~社員全員が在宅勤務を行える環境をめざして~

 ICTの発展により、今や「会社に出社していないと仕事ができない」という環境ではなくなりつつあります。当社ではICTを活用し、社員が最大限に成果を発揮できるワークスタイルづくりの一環として、在宅勤務やサテライトオフィス勤務を導入しております。
 フレキシブルな働き方(FSワーク)として、社員の「ゆとりとやりがい」の向上に繋げることを目指しています。

●「くるみん」・「神奈川子ども・子育て支援推進事業者」に認定
 当社のワーク・ライフ・バランスに関する取り組みが認められ、子育てサポート企業として認定されています。

次世代認定マーク「くるみん」とは
次世代育成支援対策推進法に基づき、少子化対策・子育て支援への積極的な取り組みの行動計画を策定し、その実施結果が一定の基準を満たした企業に厚生労働省より認定されるものです。当社は、2008年、2010年に引き続き、2012年6月に認定されています。


神奈川子ども・子育て支援推進事業者とは
「神奈川子ども・子育て支援推進条例」に基づき、従業員の子ども・子育てを応援している企業を認証する制度です。当社は、2011年3月に、認証されています。


ダイバーシティ(多様性)の実現

男性の育児支援
 ワーク・ライフ・バランスの実現のため、男女を問わず出産・育児・介護と仕事が両立できる制度を設け、従業員の多様な働き方に柔軟に対応しています。社員への意識調査でも、男性社員における育児制度利用に関する意識は上昇しており、男性社員の育児休業利用者も増えつつあります。 「イクメン」紹介として、社内報にて取り上げ、男性社員の育児支援を行っています。

グローバル化
 社員の活躍の場は、日本国内に留まらず、中国、台湾、ソウルを中心としたアジア、北米・欧米などビジネスの拡大と共に広がりを見せています。国際競争力を更に高めるために、積極的に外国人採用を行うほか、海外インターンシップ受入れや、当社社員がインターン生として経済産業省グローバルインターンシッププログラムに参加するなど、グローバル人材の育成を行っています。

障がい者雇用
 当社は特例子会社である「富士ソフト企画株式会社」を通じて、積極的な障がい者雇用を推進しています。 障がい者と健常者がともに「働く場」を整備することで、2002 年1 月に法定雇用率1.8%を達成、その後 は特例子会社制度の適用をグループ各社に拡大し、2011年度は富士ソフトグループ全体で 2.13%の雇用率となりました。
 同社は日本で最多の精神障がい者を雇用する企業として、そのノウハウを活かした就労支援プログラムを構築し、数多くの就労希望者をサポートするとともに、障がい者雇用促進に関する講演会やセミナー、年間で800 名を超える見学者の受け入れなど、積極的に対応してきました。
 こうした実績が評価され、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の主催(厚生労働省後援)による 「障害者雇用職場改善好事例」において、2009年度(テーマ:精神障がい者)に続き2011年度(テーマ:発達障がい者)も最優秀賞(厚生労働大臣賞)を受賞しました。


2011年度 最優秀賞を受賞

職場における安全と衛生

 IT業界は、業務の効率化、日進月歩の技術革新への対応等、常にストレスフルな環境下で仕事を行うことを余儀なくされてきました。そのため、心身の健康への取り組みこそが、従業員のワーク・ライフ・バランスを実現するための必須項目であると考えます。

メンタルヘルス対策
 IT業界の職業病とも言えるメンタル疾患に対しても、当社はいち早く対応してきました。社内の産業医療スタッフとの連携で、予防・早期発見・対応~発症後の専門スタッフによるケア~精度の高い復職判定~復職後のフォローアップというトータルサポート体制を構築し、再発の防止に努めています。

健康相談・各種相談窓口
 社員への支援として健康相談制度『富士ソフト心と体 相談サポートの扉』を設置し、全社員が健康相談を気軽に受けることができます。