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車検方法の変更

競技の安全性向上のため、車検方法の変更を行う場合があります。
変更内容については、随時、公式HP 等にて情報をお知らせいたします。


《2025年の変更点》
2025.8.8 500gクラスロボットの車検方法変更のお知らせ
 500gクラスロボットの安全性向上のため、車検方法を一部変更しました。
 500gクラス参加者の皆様は、こちらをご確認の上地区予選会にご参加ください。

車検方法

500gクラスの車検


大きさ

500gクラスのロボットの大きさは、幅・奥行きが10cm以内、高さは自由です。車検では、事務局が用意した専用のゲージを使用して大きさを検査します。
500gクラス車検専用ゲージの辺(内側)の長さは105mm×105mmです。車検の際には、直交する2辺が接した状態で他の2辺に空隙があることを確認します。

500gクラス車検専用ゲージ

500gクラス車検専用ゲージ

ロボットは2辺に接した状態で他の2辺に空隙があること

ロボットは2辺に接した状態で
他の2辺に空隙があること

車検 高さ

ロボットの高さは自由ですが、ロボット全体が幅・奥行きが10cm以内に収まる必要があります。
変形機構(旗、腕等)のあるロボットは、変形機構部分も全て検査用ゲージ内に収まっていないと車検は不合格になります。

車検は平面上で行います。
車検時にタイヤの汚れが気になる場合は、車検場に用意されているコピー用紙を使用するか、120㎜四方以上の平らな板、シートを用意してください。

重さ

500gクラスのロボットの重さは、500g以内です。バッテリーや部品の変更で制限を超えないように注意してください。

ロボットの重さは、500g以内

ロボットの重さは、500g以内

吸着機能の確認

500gクラスのロボットは加重を目的とする機能の搭載を禁止しています。ロボットの自重以上の力で土俵に接してはいけません。

<車検で不合格になる事例>
 ・本体やタイヤに粘着性のある素材を使用し、自重以上の力で土俵に接地する。
 ・吸引ファンやブロワ等の機構を持ち、自重以上の力で土俵に接地する。

車検では、A4コピー用紙の上に置いたロボットを持ち上げた時に、紙がロボットと一緒に持ち上がる場合は不合格になります

鋭利な部分の確認

500gクラスではケガを防止し安全性を高めることを目的とし、鋭利な部分を有することを禁止しています。
500gクラスのロボットは、鋭利な部分を有してはいけません。
車検では、ロボットの先端部分にマスキングテープ ※1 等を貼り、0.2mm厚のシムプレート ※2 を越えられるかを確認します。

※1 約0.1mm厚以上のマスキングテープを会場でも用意する。事前に手持ちの養生テープを使用してもよい。
※2 モノタロウ シムプレート寸法カット品 0.2mm厚 50x150mm(SUS304)

鋭利な部分の確認

鋭利な部分の確認

シムプレートを動かし、ロボットの先端がシムプレートの下に入り込むことを確認します。

車検OK(シムプレートがロボット下に入る)

車検NG(シムプレートがロボットにあたる)

変形機構(旗、腕等)を持ち対戦時に展開・変形するロボットなどで車検エリアでの確認が難しい場合は、机上もしくは土俵上で車検を行う場合があります。
また車検後に、先端部分へ貼付したマスキングテープを故意に剥がす行為、先端部の再調整を行ったと判断された場合は反則負けになります。悪質な行為であると審判が判断すると失格になる場合がありますのでご注意ください。
シムプレートを動かし、ロボットの先端がシムプレートの下に入り込むことを確認します。

マスキングテープの確認

マスキングテープの確認

車検後にマスキングテープが剥がれてしまった場合は、マスキングテープを貼りなおした後に、再度車検が必要です。
試合時は、審判がマスキングテープの貼付を確認してから試合を開始します。
これは車検後に、先端部分の加工・交換等を行っていないかの確認を行うためです。
試合中に剥がれてしまった場合は、審判にマスキングテープの貼りなおしを申し出てください。