ニュース
2014年5月20日
総合教育ソリューション「みらいスクールステーション」が
AmazonのKindle Fireシリーズに対応
~教育界でのタブレット活用を促進~
富士ソフト株式会社(本社/神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員/坂下 智保)は、教室のデジタルテレビやタブレット端末を活用した総合教育ソリューション「みらいスクールステーション」の授業支援機能が5月21日(水)より、AmazonのKindle Fireシリーズ上でご利用いただけるようになりますので、お知らせします。
2010年に文部科学省が発表した「教育の情報化ビジョン」で、2020年までに小中高校の生徒1人に1台の情報端末を配布することが目標に掲げられましたが、現在、教育分野のICTを活用した環境整備は急速に進み、タブレット端末やデジタル教科書の導入も全国の小中高校に広がりつつあります。
Kindle Fireタブレットシリーズはこれまで、軽量な高速タブレットとして、インターネットやメールだけでなく、Amazon AndroidアプリストアやKindleストアにアクセスしてアプリや電子書籍・音楽・映画などを購入するショッピングを目的として多く活用され、セキュリティの安全性が非常に高く、かつ価格もリーズナブルな情報端末です。このように、Kindle Fireシリーズがコストパフォーマンスも高い端末であることから、自治体や学校のコスト負担を軽減することで、導入を促進できると考え、当社は、AmazonのKindle Fireシリーズへの技術面での対応を進めてまいりました。
今夏までに、校内では外部のアプリは利用できず、学校専用のアプリしか利用できない「学校モードの切り替え」機能や学校ごとにトップ画面をデザインするカスタマイズサービスなどをスタートする予定で、順次新機能をKindle Fireシリーズ上で提供して参ります。
尚、当社は「第5回教育ITソリューションEXPO」(5月21日(水)~23日(金)、於:東京ビッグサイト )に出展し、来場者にKindle Fire HD8.9による「みらいスクールステーション」を活用した模擬授業(約15分/回 1日10回実施予定)をご体験頂きます。
|
|
|
|
■みらいスクールステーションとは
サーバー上にアップした教材などのコンテンツやビデオカメラで撮影した映像を校内LAN(校内ネットワーク)を活用して各教室など学校内に配信し、各教室等で、メディアボックスとリモコンを使用して、デジタルテレビで視聴する校内情報配信システムとしてスタートしました。2009年のスクールニューディール構想により全国の小中学校に30万台導入されたデジタルテレビの活用促進を目的に開発されました。コンテンツの校内配信の他、ライブ配信機能、電子黒板機能、電子掲示板機能、緊急情報の配信(※気象庁や消防庁による全国瞬時警報システム J-ALERTと連動)などの機能を備えています。
さらに昨年よりタブレット端末と連携した授業支援機能の提供を開始しています。
みらいスクールステーションは、教育現場のご意見を反映し、デジタルテレビやプロジェクタ、タブレット端末などを活用して、学校へのICT導入を促進し、環境改善を図っていく総合ソリューションへと進化しています。
■タブレットによる授業支援機能
1.<授業の準備>授業指導案を作成、支援します。事前に授業で利用するコンテンツファイルをタブレット端末に登録することで、授業中のコンテンツ利用をスムーズにします。
2.<授業の進行>作成した授業指導案に従ってスムーズに授業を進行します。教室のデジタルテレビや生徒のタブレットに任意にコンテンツを反映したり、教員と生徒のタブレット画面を同期して表示することもできます。
3.<授業の画面共有>教員のタブレットから生徒のタブレットへ問題画面を送信したり、生徒の模範解答を最大4つまで教室のテレビに同時表示させることができます。 |
|
|
※みらいスクールステーションは、富士ソフトの商標です。
※Amazon、Kindle及びKindle FireはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※その他、記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
この件に関するお問い合わせ
■ニュースリリースについて
経営企画部 コーポレートコミュニケーション室 担当:西野・西元
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5209-5910 FAX:03-5209-6085 E-MAIL:mkoho@fsi.co.jp
|