株式会社ツムラ様(AWS導入支援)

サーバ機器の大規模更新を契機に
パブリッククラウドへの移行を決断

サーバ1,000 台の
AWS クラウド化に向けたアセスメントを開始

●導入前の課題

・事業変化にインフラ基盤が柔軟に対応できない( システムリソース枯渇)

・厚生省推奨のビッグデータ活用に対しオンプレでの処理はスペックに課題性の確保

 

●導入後の期待

・新規ビジネス立上げへのスピーディなITリソース展開とリソース増減に伴うコスト最適化

・ビッグデータ活用による情報分析への対応とリアルタイムのデータ活用

導入の背景

オンプレミス環境に限界を感じ、クラウド移行を決断

ツムラでは現在、子会社を含めた生産系および基幹系のほとんどのシステム環境を、オンプレミス上に構築した仮想サーバで運用しています。システムの安定性という点では不満はありませんでしたが、一方で、老朽化システムのSaaS利用転換、中国新規ビジネスの立ち上げなど、リソースの増減にコストを最適化し、かつ速やかに対応しなければならないといった課題も抱えていました。

今後、医薬品業界では急激なビッグデータ化と大量データを使用した情報分析、リアルタイムなデータ活用など変革が求められると予想されています。

このような背景から、ツムラは2018年6月からサーバ更新を順次迎えるにあたり、下記の5 要素を次期システム基盤の要件として、オンプレミス環境とパブリッククラウド環境の比較を開始しました。

  ①法令順守(データの信頼性確保、中国規制対応)
  ②コスト削減
  ③中国事業拡大への対応
  ④BCP 対策強化
  ⑤AI 活用としての基盤

その結果、リソース増減への柔軟な対応や複数ロケーションの選択ができ、最新技術の実装が期待できるパブリッククラウドへ転換すべきと判断しました。

2016 年に公開された「医薬品医療機器等法の対象企業様向けAWS 利用リファレンス」の存在も採用理由の1つです。製薬業界の特性上、扱っている 情報は非常にデリケートなため、きちんとしたガイドラインがなければ安心して利用できません。検討した当時は、こういったリファレンスを出している他社のクラウド サービスはなく、AWS の採用は必然的であったといえます。

会社選定のポイント

技術者集団の富士ソフトがツムラのクラウド移行への不安を払拭

今回、富士ソフトをパートナーに選定したのには、2つの大きな理由がありました。 1つ目は、富士ソフトが長年、FA 系・制御系システムの開発に取り組み、技術・経験ともに強味としている点です。製造ラインのシステムをクラウド化すると どのようなリスクが起こりうるのか、クラウド利用経験のない我々には想定できません。(池田氏)

2 つ目は、富士ソフトにはデータベースや仮想化の高度なスペシャリストの専門部隊がいる点です。 これら豊富な人材や実績、ノウハウから、事前に起こりうるリスクを想定して対処できることは、移行プロジェクトを成功に導くためには非常に重要なこと です。その上、富士ソフトは中国に子会社があり中国でのAWS 活用にも実績があります。ツムラの中国展開に対するサポートもご提案いただきました。富士ソフトなら 安心して任せられる、と大きな期待を寄せています。


今後への期待

導入後に期待すること

経営層からはI T コストの最適化が期待されています。オンプレミス環境からクラウドへの移行によるインフラコスト削減はもちろんのこと、今回は サーバ移行から運用開始までワンストップサービスでお願いしますので、運用する中でチューニングの提案をしていただき、さらなるコスト削減を期待しています。  また、今後はAI やデータベースサービスの活用など、経営や業務に付加価値をもたらす提案、サポートを期待しています。


株式会社ツムラ

  • 所在地:東京都港区赤坂二丁目17-11
  • 代表者:代表取締役社長 加藤 照和
  • 資本金:301億42百万円 (2018年3月31日現在)
  • 従業員数:3,453名 (2018年3月31日現在、連結ベース)
  • オフィシャルサイト:http://www.tsumura.co.jp/

株式会社ツムラ
情報技術部 IT リテラシー課 課長
池田 圭子 様