富士ソフト、日本ディープラーニング協会のAIガバナンス「C認証(AI Governance Core Certification)」の先行認証取得企業へ -「現場で動かすAI」の実装を支えるガバナンス体制が第三者認証を取得
PDF版2026年8月4日
- 富士ソフト株式会社
富士ソフト株式会社(代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:室岡 光浩)は、2026年8月4日付で一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するAIガバナンス認証制度「C認証(AI Governance Core Certification)」の先行認証取得企業となりました。この認証は、JDLAがAIガバナンス体制が認証基準を満たしていることを第三者として認証するものです。当社は、AIに用いるデータの適切な取り扱い、AIシステムの開発・運用におけるリスク管理、情報漏洩や第三者の権利侵害の防止に関する取り組みなどAIガバナンスを整備してきました。
当社は2026年7月16日に「富士ソフト Gen.2 AI 事業戦略」を発表し、AIを“使う”だけでなく、業務や現場で“動かし続ける”実装力を強化する方針を掲げています。今回の認証取得は、その実装力を安心・安全に支えるガバナンス基盤を第三者認証により確認されたものであり、フィジカルAI、ビジネスAI、エンジニアリングAIの3つの事業ドメインを支える共通基盤強化の一環と位置付けています。
AI活用の拡大で高まるガバナンスの重要性
AI活用が急速に進む一方で、利用ルールや責任体制の整備が追い付かず、AIガバナンスが新たな経営課題となっています。
当社のAI事業戦略は、現場の設備・ロボットを動かす「フィジカルAI」、人の業務を支援・代替する「ビジネスAI」、システムを作る・運用する「エンジニアリングAI」を3つの事業ドメインとし、それらを再利用可能な開発資産、品質・再現性を担保する仕組み、最適なAI技術スタックで支える「AIアセットファブリック」を標準実装モデルとして整備する考え方です。AIガバナンスは、この標準実装モデルにおいて、AIをお客様の業務や現場に安心して組み込み、継続的に価値を生み出すための前提となる要素です。今回の認証取得により、当社はAIの開発・提供・利用を拡大するだけでなく、リスク管理、品質、セキュリティ、権利保護を含めた責任あるAI実装を進める姿勢をより明確にします。
AIガバナンスの実効性が評価され先行認証取得企業に
当社は、AIの企画・開発からシステム実装、運用・保守までを幅広く支援する中で、技術面だけでなく、AIを適切に管理・運用する仕組みを整備してきました。今回、JDLAのAIガバナンス認証「C認証(AI Governance Core Certification)」基準に基づく評価を完了し、第三者認証を取得しました。これにより、取り組みの実効性を高めるとともに、お客様が安心してAIを導入・活用できる支援体制をより明確にしました。
JDLAのAIガバナンス認証「C認証(AI Governance Core Certification)」は、AIを安全に開発・利用するために必要となるAIガバナンス体制が構築・運用されていることを、JDLAが認証し、第三者的に示す制度です。名称の「C」は「Core」を意味しており、AIガバナンスの基盤となる事項を認証の対象としています。
審査では、①利用するAIの把握、②リスク対応組織の設置、③リスクアセスメント、④リスク対応の4つの基準について、申請書類や社内規程、運用状況に関する資料の確認及びヒアリングを通じて評価します。
審査では、以下の取り組みがJDLAの定める認証基準に照らして評価されました。
富士ソフトが整備している主なAIガバナンスの取り組み
・AI開発・導入マニュアルの整備(AI開発・導入に伴うリスク低減と適切な推進を目的に策定)
・AIリスク管理マニュアルの整備(AIリスクマネジメントに関する基本事項を定義)
・AIリスクマネジメント体制
・富士ソフトサイトへのAIポリシーの公開
・AIリスク、インパクト、アセスメントの確認、承認の流れ
AIガバナンスの知見をお客様の価値創出へ
当社は今後、認証を起点に、社内のAIガバナンス体制を継続的に見直し、技術や社会環境の変化に応じて高度化してまいります。また、認証取得に向けた取り組みで得た知見を、お客様のAI導入におけるガバナンス設計、システム開発、運用・保守の支援にも活用します。今後も、AI・IT・OTに関する技術力とガバナンスの知見を生かし、お客様が安心してAIを活用し、新たな価値を創出できるよう支援してまいります。
認証概要
認証名称: C認証(AI Governance Core Certification)
認証機関: 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)
認証日: 2026年8月4日
認証対象範囲: 全社 富士ソフト株式会社(法人単位)
認証番号・有効期間: 2610002-01 ・ 2026年8月4日から2028年8月3日まで
認証内容: AIガバナンス体制が認証基準を満たしていることを第三者として認証する制度
URL: https://www.jdla.org/ai-governance/certification/
日本ディープラーニング協会について
URL:https://www.jdla.org/
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は、AIの中核技術であるディープラーニングを日本の産業競争力の向上につなげることを目的とし、2017年に設立されました。産業活用の促進、人材育成、政策提言、国際連携、社会との対話などを通じ、AIの健全な発展と社会実装を推進しています。また、企業・大学・研究機関・行政の連携を深め、AIを日本の産業全体に浸透させることで、豊かな未来を支える新たな社会基盤の構築を目指しています。
関連情報
富士ソフト「AIソリューションサイト」
URL:https://www.fsi.co.jp/solution/AIsolution/aisolution-lp/index.html
2026年7月16日に公開したAIソリューションサイトで、「現場で動かすAI」の実現を支援しています。
AI戦略・オファリング・導入事例を体系化し、AI導入支援の無償アセスメントも提供しています。
富士ソフト株式会社について
事業内容:コンサルティング、開発、システム構築、サポートまでのトータルソリューション
URL:https://www.fsi.co.jp/
富士ソフトは、個のエンジニアリング力と高度な組織力を結集し、AI・IT・OTの融合によりお客様の未来を創造するデジタルイノベーションカンパニーです。1970年の創業以来、組込・制御技術と各産業に最適化されたソリューションで実績を築き、組込/制御分野では自動車やロボットなどの先端領域、ソリューション分野では業務系開発や官公庁・電力など社会インフラを支えてきました。2026年より新理念「社会の発展とお客様の価値創出に寄り添う、かけがえのない存在であり続ける」を掲げ、「組込/制御」「社会インフラ」「ソリューション」事業における先進技術と組織力を強みに、多様なオファリングを展開。経営変革の伴走パートナーとして、常にイノベーションに挑戦しながら、お客様と共に未来を創造し続けます。
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